【英国スパイス専門店】ポートベローのThe Spice Shop
ロンドン西部に位置するノッティングヒル地区(Notting Hill)のポートベロー・ロード(Portobello Road)。毎週土曜日、そのポートベロー・ロ・・・
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ロンドン西部に位置するノッティングヒル地区(Notting Hill)のポートベロー・ロード(Portobello Road)。
毎週土曜日、そのポートベロー・ロードで開かれる『ポートベロー アンティークマーケット』は、全長2kmにわたり、アンティーク家具、アンティーク雑貨、ジュエリー、絵画の他にも、野菜、果物、ストリートフードなど多くのお店が出店します。またポートベローは、映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台にもなったことで、人気の観光スポットとなり、さらに多くの人を魅了し賑わいをみせています。
そんなポートベロー・ロードの中間地点を曲がったところに、ケントストア バイヤーのお気に入りのスパイス専門店 「The Spice Shop」があります。
今回は、『ポートベロー アンティークマーケット』、そのスパイスショップ「The Spice Shop」について、ケントバイヤーが実際に訪れた時の記録とともにご紹介します。The Spice Shop ザ・スパイスショップの歴史
「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の創業者は、ドイツ人の女性 ビルギット・エラス(Birgit Erath)です。
ビルギット・エラスは、国際経済の学位を取得するためにイギリスの大学で学んでいました。
学費を稼ぐために、ポートベロー ロードでスパイスの屋台を開き、週末に副業としてスタートしたのが、ザ・スパイスショップの始まりです。ビルギット・エラスは、ドイツから大学進学のためにイギリスに来ました。
ビルギット・エラスが住んでいた家の周辺には、香辛料を取り扱う店がなく、ジャガイモにひたすら塩と胡椒をかけて食べる毎日だったそうです。
ビルギット・エラスは、ロンドンのインド系、パキスタン系の地域で香辛料を購入し、それらの香辛料をポートベローの屋台で販売したのです。1995年、学位を取得したビルギット・エラスは、ポートベローの屋台からすぐ近くの場所に、お店をオープンします。
副業ではなく、本業としてお店をスタートさせました。そして、ハーブやスパイスを独自のレシピでブレンドし、「スパイストレーダー」としての名声を高めていきました。
現在、ザ・スパイスショップは2,500種類以上の商品を取り揃え、英国一のスパイスショップとなっています。
多くのシェフや有名テレビ局の料理人がこのショップを訪れ、ビルギット・エラスの技術をレシピのアイデアの源として活用しているそうです。現在、ザ・スパイスショップは、ビルギット・エラスの息子が、跡を継いでいます。
「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」へ行ってみよう
まずは、ポートベロー・ロードへ行きましょう。
ポートベロー・ロードへは、地下鉄ノッティングヒルゲート駅(Notting Hill Gate)から徒歩約2分、地下鉄ラドブルックグローブ駅(Ladbroke Grove)からも徒歩5分程で行くことができます。
地下鉄ノッティングヒルゲート駅で降りた場合は、北へ進むとポートベロー・ロードがあります。【ポートベロー・ロード到着】
↑ おっ!ポートベロー・ロードの案内看板を発見。
ポートベローマーケットに関するイベントなどの最新情報は、ポートベローのオフィシャルサイトで確認することができます。【ポートベロー・ロード散策】
↑ どんより曇った天気でしたが、ポートベロー・ロードに到着。
どんどん歩いていきましょう!!↑ 屋台もたくさん出ています。
見ているだけで、わくわくしますね♪↑ 建物の壁面を、色とりどりの花で飾る風景は、イギリスらしいですね♪
↑ こちらはオリーブを販売している屋台です。
オリーブを入れた樽と、木のおたま(レードル)が、いい雰囲気を出していますね。【ザ・スパイスショップの外観】
↑ ポートベローロードの中間辺りまで行くと、ブレナム・クレセント通り(Blenheim Crescent)との交差点があります。
その交差点を右に曲がりましょう。
真っ黄色の日よけに、真っ赤な「The Spice Shop」のロゴが掲げられた小さなお店が見えてきます。
ザ・スパイスショップに到着です♪「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の店内へ
↑ 「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の扉も真っ黄色。
スパイスの香りが漂ってきました。↑ 「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の正面には、香辛料で使用する野菜がディスプレイされています。
↑ トウガラシ、ジンジャー、ライムの葉っぱ等のハーブがたくさん陳列されています。
↑ ずらりと並ぶ香辛料。
こちらは、袋詰めにされたスパイスです。↑ こちらは、お店の名物ともいえるロゴ入りの缶に入ったスパイスです。
↑ 缶だけも販売しています。
↑ レジにいる男性。
もしかしたら、創業者ビルギット・エラスの息子さんかも。The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の魅力
「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」では、ブラックペッパーだけでも産地や品種などさまざまな種類があったり、なかなか日本ではお見かけしないスパイスなど多種多様なスパイスを扱っています。
おすすすめは、やはり ザ・スパイスショップがオリジナルにブレンドしたスパイスです。
創業者ビルギット・エラスが、何年もかけて開発したオリジナルブレンド。
そのオリジナルブレンドにもたくさんの種類がありますが、料理やお気に入りの味付けを相談するとお店の方が選んでくれます。
そこもまた魅力です♡ひとつひとつのスパイスは、姿、形が違えば香りも違い、料理との相性も千差万別です。
豊潤な香りから広がるスパイスの世界で遊びたくなる、そのようなお店です。スパイスが好きな方は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね♪
映画「ノッティングヒルの恋人」の本屋
「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の数軒お隣には、映画『ノッティングヒルの恋人』の舞台となった本屋「The Notting Hill Bookshop」があります。
ジュリア・ロバーツ演じる女優”アナ・スコット”と、ヒュー・グラントが演じた本屋を営む”ウィリアム・タッカー”が出会った場所です。
映画『ノッティングヒルの恋人』では、世界の旅行書を扱う専門店「トラベル・ブック・カンパニー」という本屋でしたが、その本屋は2011年に惜しまれつつも閉店してしまいました。
しかし、現在は、別の経営者が店名を変えて一般書を扱うお店「The Notting Hill Bookshop」としてオープンしました。
店構え、店内は、映画の雰囲気をそのまま残しています。「The Notting Hill Bookshop」の店内の様子。
今でも、多くのファンが毎日のようにここを訪れています。ケントストア東京目黒店4階のキッチンスタジオ
ケントストア東京目黒店4階のキッチンスタジオにある、英国アンティークのカップボード。
英国老舗食器メーカー「BURLEIGH バーレイ」のカップ&ソーサーと「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の缶でディスプレイしてみました。
バーレイ ブルーキャリコの濃いブルー、ザ・スパイスショップの黄色と赤、カップボードのダークオークが上手くマッチしています。「The Spice Shop ザ・スパイスショップ」の缶は、インテリアのディスプレイとしても、おすすめです♡
イギリスの新しい発見をもとめて
ケントストアのバイヤーはアンティーク家具・雑貨をもとめて、イギリス全土を駆け巡ります。
今後もイギリスの魅力をたくさんお伝えしていきたいと思いますので、ぜひお楽しみに。
またケントバイヤーのインスタグラムもチェックしてみてください。
きっと新しい発見がありますよ♡
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