2023年【ワクチン証明書提示不要】日本帰国前 Visit Japan Webサービス の登録方法を分かりやすくご紹介
これまで、日本に入国・帰国する際の検疫(ファストトラック)手続きは、入国者健康居所確認アプリ(MySOS)で行われてきましたが、2022年11月より「Visit・・・
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これまで、日本に入国・帰国する際の検疫(ファストトラック)手続きは、入国者健康居所確認アプリ(MySOS)で行われてきましたが、2022年11月より「Visit Japan Web」に移行されました。
※2023年4月29日より有効なワクチン証明書又は出国前検査証明書の提示は不要となりました。「入国審査」・「税関申告」の手続きは、「Visit Japan Web」に一元化されました。
「Visit Japan Web」を登録することで、それまで入国・帰国する際にかかっていた時間を大幅に短縮することができます。
帰国する際、着陸直前の飛行機の中で、慌ててペンを探して用紙に記入するという方も多かったはず。
それが省けるなんて!とても便利なサービスです。
ここでは、Visit Japan Webサービスによる入国手続き方法をご説明します。
ただ現時点での利用できる空港は、成田国際空港(NRT)、羽田空港(HND)、関西国際空港(KIX)、中部国際空港(NGO)、福岡空港(FUK)、新千歳空港(CTS)に限られております。
国際線の離発着が比較的多い広島空港、那覇空港などはまだご利用できませんのでご注意ください。まずは Visit Japan Webに登録
Visit Japan Webはアプリがないので、デジタル庁のVisit Japan Webサービスが提供する、
こちらへ→ https://www.vjw.digital.go.jp/
アクセスしましょう。
または、下のQRコードからもアクセスできます。Visit Japan Webのページを開いたら、早速登録を始めましょう。
新規アカウント登録をタップし、利用規約に同意したらアカウント情報を入力していきます。まずは、メールアドレスとパスワードを入力します。
パスワードは、英大文字+英小文字+数字+記号をすべて組み合わせた10文字以上の組み合わせです。メールアドレスが確認されたら、登録したメールアドレスに確認コードが届きます。
確認コードを入力して登録完了です。メールアドレスの登録が完了したら、次に本人情報を入力してきます。
ここで、旅券番号などパスポート情報を入力するので、パスポートの準備をしましょう。本人情報を利用者に登録
メールアドレスとパスワードを登録したらログイン画面からログインをし、本人情報を入力していきます。
パスポートに記載されている氏名(ローマ字)、生年月日、旅券番号を入力します。家族の情報もまとめて利用者に登録
乳幼児などひとりで手続きができない方は、同伴家族として最大10人まで登録することができます。
本人情報と同様にパスポートに記載されている氏名(ローマ字)、生年月日、旅券番号を入力します。入国・帰国の予定を登録
旅行、出張など出国する予定が複数ある方は、それぞれに旅行名をつけ、それに合わせて到着予定日、航空会社、便名など事前に入力しておくことができます。
例えば「英国出張202302」や「ハワイ旅行202303」など、事前にスケジュールを登録できるので、大変便利です。Visit Japan Webへの基本的な情報が入力できたら、「税関申告・携帯品・別送品申告」を登録していきます。
登録した予定の入国・帰国の手続の情報を登録します。「検疫(ファストトラック)」手続きの事前登録※日本時間2023年4月29日午前0時以降に日本に入国する場合には、
有効なワクチン証明書又は出国前検査証明書の提示は不要となりました。詳細はこちらを確認してください。
上記に伴い、4月29日午前0時(日本時間)より「検疫手続(ファストトラック)」ボタンは、削除されました。検疫の事前登録(ファストトラック)は、日本到着予定時刻の6時間前までに登録します。ワクチンを3回接種した方は3回目のワクチン接種証明書の準備をしましょう。ワクチン3回未接種の方は、出国前72時間以内に検査を受け、医療機関等により発行された陰性の検査証明書が必要になりますので、そちらを準備をしましょう。検疫手続(ファストトラック)のトップ画面は、登録のステータスに応じて帯の色が変わります。赤:未登録青:登録完了3回目ワクチン接種証明をお持ちの方検疫手続(ファストトラック)のトップ画面の「ワクチン接種証明登録」をタップし登録していきます。接種したワクチンのワクチン名・メーカーを1回目から3回目のそれぞれ選択し、3回目の接種年月日を入力します。そして、ワクチン接種証明書画像(3回分の接種歴がわかるもの)のファイルを選択しアップロードします。画面上部(帯)は「青色」に変わり、ステータスが「審査完了」になったら登録完了です。ワクチン3回未接種の方検疫手続(ファストトラック)のトップ画面で「出国前72時間以内の検査証明書」をタップし登録していきます。検体採取をした日・時刻を入力する際は、検査証明書を取得した国と出発地が異なる場合、時差を考慮して出発地の日時で入力します。検査の種類、検体採取法、検査結果を選択し「Browse」を押して検査証明書の画像を添付します。受理された場合、画面上部(帯)は「青色」に変わり、ステータスが「審査完了」になったら登録完了です。上記の画像のように、画面上部(帯)は「黄色」のままで、ステータスは「審査中」の場合、審査結果はメールで送信されます。審査差戻の場合は、差戻理由を確認し、再登録しましょう。税関申告・携帯品・別送品申告の登録
税関申告 携帯品・別送品申告の登録をします。
携帯品・別送品申告の登録ボタンをタップし、申告をおこなっていきます。
8項目ありますが、「はい」か「いいえ」で登録します。
香水やたばこなど免税対象より多く持ち込んだ場合は記入します。※入国者一人当たりの免税の範囲は、こちらをご参照ください。 →税関(Japan Customs)海外旅行者の免税範囲
すべて登録すると完了です。
日本入国時の流れ QRコードの表示方法
長旅を終え無事に日本に到着!
税関申告 携帯品・別送品申告の下に「QRコードを表示する」というボタンをタップして、QRコードを表示します。
検疫手続(ファストトラック)も同様にタップし、QRコードを表示します。
QRコードをそれぞれの場所で表示するだけでスムーズに入国することができます。 大変便利なシステムですね。各省庁のホームページで確認を
2023年に入り、新型コロナウイルスは終息するどころが、更に猛威を振るっています。
世界的に大流行しているオミクロン変異株から新たに派生した「XBB.1.5」の感染力は、オミクロン株より非常に強いと言われています。
そういった状況の中で、日本の水際対策も変化します。
渡航が決まった際は、事前に確認することが必要です。
Visit Japan Webに関してはデジタル庁に、検疫に関しては厚生労働省に、税関申告に関しては税関に、確認することをお勧めします。