【英国伝統】おいしいスコーンの作り方-ケントデリ監修
英国伝統のスコーンレシピをケントデリよりご紹介 スコーンはBakerの数だけ種類があるというほど、スコーンの形、大きさ、食感、味、焼き目など様々なスコーンが存在・・・
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英国伝統のスコーンレシピをケントデリよりご紹介
スコーンはBakerの数だけ種類があるというほど、スコーンの形、大きさ、食感、味、焼き目など様々なスコーンが存在します。英国の食文化とライフスタイルをご紹介するケントデリでは、英国の伝統的な基本スコーンに日本人の好みに合わせた究極の「外はカリサク、中はふわっふわ」を目指しました。英国の伝統的なレシピを基本にケントデリがチャレンジした究極のスコーンは、ブレックファーストからティータイム、ハイティーまで、1日に何度でも何個でも食べたくなる、シンプルな飽きのこない美味しさになっています。 今回はケントデリ主宰の半田義和シェフが開発した究極のスコーンレシピとプロならではテクニックを交えてご紹介します。
おいしいスコーンの作り方
【材料】;8個分
薄力粉 250g
ベーキングパウダー 12g
グラニュー糖 50g
無塩バター 80g
無糖ヨーグルト 60g
全卵 1個
牛乳 30cc
上がけ用の卵白
【作り方】①薄力粉・ベーキングパウダー・グラニュー糖は合わせてふるっておきます。
②5ミリ角に切ったバターを加えて粉をバターでコーティングさせるように、両手の親指と人差し指で擦るように混ぜていきます。これをパルメザンチーズのような状態になるまで続けます。 この混ぜる方法を『サブラージュ』といいます。サブラージュ=sablageはフランス語で、「砂のようにさらさらにする」という意味です。 砂のような状態に混ぜ合わせる工程からこのように呼ばれているそうです。 バターが指の温度で柔らかくなりすぎないように、手早く混ぜます。
※この半田シェフの技が、表面サクサク中しっとりのスコーンを作り出します。③よく溶いた全卵・ヨーグルト・牛乳をあわせておきます。 少量ずつ入れて箸のような棒状のものを使って混ぜていきます。へらを使わずに箸を使うことでこね過ぎることがなく、グルテンを出さないようにすることが非常に大切で、これがサクサク感につながります。
④まとまってきたら、生地を2センチ厚で平たく伸ばし、2等分にカットし重ねて層にしたら、再び生地を2センチ厚で平たく伸ばします。これを3回繰り返しミルフィーユのような層にします。その後ラップでくるんで冷蔵庫で15分休ませます。
⑤冷蔵庫から生地を出したら4等分にカットし重ねてさらに層をつくります。上から軽く綿棒などで伸ばして仕上げに2センチ厚さに伸ばします。
⑥抜き型で抜いてシートに並べたら、卵白または牛乳を刷毛で塗り、180度に温めたオーブンで15~17分焼きます。
シェフのプロフェッショナル・ポイント!
★生地のこね加減、また水分量が多すぎないことで膨らみに違いが出ます。
★生地を何度か折り込む事でミルフィーユの様に上に立ち上がって膨らませることができ、見栄えの良い形にも仕上がります。
★ヨーグルトを入れることであっさりとした風味と食感が楽しめます。
★ヨーグルトに含まれる酸がベーキングパウダーと混ざり合うことで炭酸ガスを発生させるため、中がふんわり仕上がります。
後はオーブンがしっかり仕事をしてくれるので、安心して焼き上がるのを待ちましょう。 スコーンというと、お口の中がもさっと支配されてしまうイメージもありますが、こちらのスコーンは違います。 外はサクサク中はしっとりにスコーンが仕上がりますので是非お試しください。
こちらのスコーンの作り方をマスターしていただくと、様々なアレンジしたスコーンがお楽しみいただけます。 今後も英国の美味しいお菓子と料理のレシピをたくさんご紹介してまいりますので、お楽しみに!
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