【ジブリパーク】に行ってきました。
行ってきました!ジブリパーク! 今回の目的は、新エリアの【魔女の谷】新エリアオープンに伴い、プレオープンに参加させていただきました!英国アンティークのショップス・・・
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行ってきました!ジブリパーク!
今回の目的は、新エリアの【魔女の谷】
新エリアオープンに伴い、プレオープンに参加させていただきました!
英国アンティークのショップスタッフならではの目線で紹介したいと思います。ジブリパークとは
愛・地球博記念公園内にある、スタジオジブリ作品の世界を表現した公園施設で新しくオープンしたエリアを含め、5つのエリアがあります。
・【ジブリの大倉庫】
・【青春の丘】
・【どんどこ森】
・【もののけの里】
・【魔女の谷】2024.3.16オープン名古屋駅から電車で40-50分(乗り換え1回)
朝から楽しみたいと思い、前泊していきました。コインロッカー情報が少なかったので、共有します。荷物が少しあったので、コインロッカーに預けようと思いましたが、公園内にはコインロッカーがないとのことでゲート入ってすぐの丸い建物内にあるコインロッカーを利用しました。(利用時間9:00~18:00)
他にも丸い建物でコンビニやお土産ショップがあります。【青春の丘】
まずは、アンティークショップがある、「地球屋」にいきました。
【青春の丘】エリアは、
作品『耳をすませば』の物語の舞台で『猫の恩返し』に登場した猫の事務所もある場所になります。
「地球屋」は『耳をすませば』の作中で、主人公・月島雫が偶然たどりついたアンティークショップです。
地下にはバイオリン制作工房があります。「地球屋」には様々なアンティーク家具や小物が並んでいました。
その中で、一番目立つのは、3つの大きな木馬と大きなのっぽの古時計/グランドファーザーズクロックのからくり時計です。
ラッキーな方は、からくり時計が動いているのが見れるかも?『耳をすませば』と言えばバロンですね。
「地球屋」に入った正面のアンティークテーブルの上には、バロンがお出迎えしてくれます。
朝昼夕と窓のからの光の移り変わりで少しずつ表情が変わるそうです。バロンの後ろにあるドライフラワーも映画を踏襲しています。
バロンが乗っているアンティークテーブルは、ティルトップテーブル。
ずしっとした支柱に優雅な3本脚のデザインでふんだんにマホガニー材を使用したアンティーク家具。
この映画のセットにピッタリな素敵な1点でした!「地球屋」ではオリジナルのポストカードを購入して、書いて送ることができます。
ポストカードを購入できる場所には、大きなロールトップデスクと大きなブックケースが!
ポストカードに気を取られ、見落としがちですが、この大きなロールトップデスクと大きなブックケースも見ごたえバッチリです。奥にあるリビングのリフェクトリーテーブルでここで購入したポストカードを書くことができます。
ちゃんと下敷きを利用しているところがアンティーク家具を利用するならではのポイントですね!アンティークの家具は、現代の家具と違って、伐採した木をそのまま切りだした木を使っています。
そのため、呼吸し続けている木材は、木の伸縮性があり柔らかく、物書きをすると筆圧で跡が残ってしまいます。
アンティークショップならではの配慮が見受けられました。そして、このリフェクトリーテーブルに合わせているチェアも、アンティークならではのコーディネイト。
ベントウッドチェアやキッチンチェア、ホイールバックチェアとバラバラのデザインのチェアを合わせるのはアンティークならではのアレンジメントです。自分のとっておきの1点物のアンティークチェアを探し買い集める楽しみがあります♪
1Fにはバイオリン制作工房がありますが、これにはケントの修理スタッフはいつかはこんな工房が欲しい!っと大興奮。
工具から塗料まで、バイオリン作りに使用するものは家具と変わらないのですね!外にある、『猫の恩返し』に登場した猫の事務所
私の身長くらいの小さな家の中を覗くと、家具や小物など全てミニチュアのリプロダクションアンティーク!
カップ&ソーサーなどの食器類も可愛い。次は今回の目的である新エリア【魔女の谷】を紹介します。
新エリア【魔女の谷】
『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』といった、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージしたエリア。
ヨーロッパ風の街並みのなかに、「グーチョキパン屋」や「ハウルの城」、「魔女の家」といった作品に登場する建物をはじめ、スタジオジブリ作品がモチーフの「メリーゴーランド」や「フライングマシン」があり、街や建物の至るところに魔法の仕掛けや空を飛ぶことへの憧れがつまっている場所です。入口から『アーヤと魔女』の魔女ベラ・ヤーガをイメージした顔が大きな口を開けています。素敵な青いタイルですが、迫力ありますね。この先を通るとヨーロッパの街並みが広がっています。
『アーヤと魔女』
一番初めにお出迎えするのは、『アーヤと魔女』の主人公アーヤが引き取られた家!
こちらはイギリスを舞台にした作品です。
イギリスで使われたアンティーク家具やヴィンテージ家具、様々な小物がぎっしりとディスプレイされていました。
なんだか懐かしい雰囲気があり、本当にイギリスの友人宅に訪れたような気持になりました。廊下の壁紙はイギリスのウィリアムモリスのコンプトン。廊下の床はモノグラム。ポツンとアンティークのコンソールテーブル。
面白い!コンソールテーブルは奥行細いのに、ちゃんと抽斗がありましたよ。ウィリアムモリス(William Morris(1834 – 1896))とは本人が指導した「芸術と生活を統一化する」というアーツ・アンド・クラフツの精神と 「人々の生活の質を向上させる」というモリスの想いは今も生き続け「モダンデザインの父」とよばれ、現代デザイン史上に大きな影響を与えた方です。
代表作は菜園で、イチゴをついばむツグミたちを描いたイチゴドロボウですね!ケントにもウィリアムモリスの生地を張った家具があります。なんといっても、魔女ベラ・ヤーガの作業部屋は見物!!
玄関から正面にあるお部屋が作業部屋になりますが、異様な雰囲気ぞくぞくしました。入ってみるとミステリアスな魔法の薬草やゲテモノのようなもの、テーブルに突き刺さった包丁など、これでもかってぐらいに隙間なく物が置かれています。
これ全て触って良いのだから凄いですよね。ごちゃごちゃっと色々なアイテムと、なんだかわからない液体がこぼれた間から、見える家具に一番惹かれました。
触ってみると、しっかりとした無垢のオーク材で、重厚感があり、モールの玉がいいポイントになっているテーブルでした。他にも、ベッドなどが置かれたアーヤの寝室や宇宙のような図書室にバスルーム、キッチンもあります。
ゴミ箱を探してみてください。ゴミもリアルですよ。作品の世界観が120%詰まったお家でとても楽しめました!『魔女の宅急便』
次に、奥に進むと、『魔女の宅急便』の主人公キキが魔女の修行に旅立つ前まで過ごした2階建ての「オキノ邸」と、その隣には車庫があります。
1階の玄関から中に入ると、左側にあるのは母親のコキリが薬を作っている魔女の店です。
沢山のお花や薬草みないな飾られている空間が素敵で、イギリスのロイドルームのチェアがぽつんと奥に置かれているのが印象的。
ロイドルームのチェアは、特殊なクラフト(紙)を巻きつけて織った家具。紙で出来てるってすごいですよね!2階にはキキの部屋や、魔女を研究している父親の書斎があり、廊下にあるチェア2脚とコンソールテーブルの配置が素敵でした。
ジブリパーク内のお家のなかは全て撮影がNGなので、ご紹介できる写真がないのがムズムズしますね皆さんあまり関心のなかった「オキノ邸」の隣にある車庫は、ディスプレイ密度が他に比べて低いかなと思いますが、見てみると小物や家具も1930年代後半から1940年代初期が舞台なのでピンポイントなアイテムがたくさん。ここで気に入ったのは木製の脚立(ラダー)。ちょうどケントストアにも似たラダーがあります。
車庫のドアも物凄く大きく、お屋敷レベルのドアでした。
オキノ一家の生活を垣間見ることできました。エリアの中心あたりにあった「グーチョキパン屋」にはパンを求めるお客さんで長蛇の列
『魔女の宅急便』のキキと黒猫ジジが暮らすパン屋で、ヨーロッパの伝統的な木造建築技法であるハーフティンバー様式でした。
1階の店舗では様々な種類のパンを販売していましたが、列に並ばず、裏庭からはキキとジジが寝泊まりする屋根裏部屋にいってきました。ハーフティンバー様式がしっかりと感じられる屋根裏部屋には、生活最低限のアンティーク家具が。
アンティーク家具の置き方によって、さっきの「オキノ邸」とはまったく違う味わいが出ていました。『ハウルの動く城』
魔女の谷エリアに入れば、すぐに目につきます。
個人的にいつかこの動く城に出会いたいと思っていましたが、ついに。(笑)
ガラクタの寄せ集めで作った動く城の入口には、アンティーク家具のキッチンチェアが挟まっていました。面白い。『ハウルの動く城』は城の一部が動いて煙をはいていました!1時間に数回動くらしいです。
中は2階建てで、正面の階段から1階に入ると、薄暗い雰囲気の中に居間があり、カルシファーの炉や流し台、テーブル、ソフィーの部屋などがあります。
2階にはハウルの寝室やハウルの衣裳部屋、ハウルのアトリエのほか、浴室やマルクルの部屋があり、城の中での生活を伺えます。19世紀末のヨーロッパの近未来画家達が思い描いたような魔法と科学が混在する世界が物語の舞台だそうです。
いろんな場所から集めてきたアイテムがディスプレイされています。すごい。カルシファーの炉の前に、ソフィーが良く座っていたアンティークチェアがあり、ほっこり。その横の奥にはゴージャスな金色とヴェルベットレッドの寝椅子(シェーズロング)。面白い。
2Fの衣裳部屋には、たくさんの洋服があり、鏡越しに見つけた衣装に埋もれたトランクもハウルっぽい色をしていました。
アトリエには、アンティークの太いツイストデザインと象嵌のミュージックスコアスタンド。すごい立派な家具なので、是非注目してもらいたいです。ハウルの寝室は、先ほど紹介した、『アーヤと魔女』の魔女の作業部屋ぐらい、これでもかってぐらいに、隙間なく物が置かれています!
立派なウォールナット材ベッドの周りには、魔除け用のアイテムや魔法書などもあるなかで、日本刀のようなものや、貝や大根も飾ってある。カオス!(笑)
見ごたえ抜群なお部屋でした。城の外には、布団叩く棒がありました。 これがあるだけで、すごくここでの生活が想像できますね。
長くなりましたが、英国アンティークショップのスタッフならではの目線でジブリパークを紹介してみました。
いかがでしたか? 家具屋さんじゃないと目のいかないところを紹介できたのではないかなと思っています。
是非皆さんも、ジブリの作品の作り出される時代背景と主人公に生活に注視して、使っていた家具にも注目していただけると一層楽しめるのではないかなと思います♪ジブリ作品にも多く登場した様々なアンティーク家具やアンティーク雑貨は、ケントストアでも見つけられるかもしれません。ソフィーが座ってた椅子、地球屋のリビングのテーブルやチェア、オキノ邸にあったジョウロなどなど。
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