スコットランドの国民的飲料 「アイアンブルー /IRN-BRU」
スコットランドの国民的飲料「アイアンブルー /IRN-BRU」 スコットランドの国民的飲料はウィスキーだけではありません。実は、スコットランドでは「もう一つのナ・・・
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スコットランドの国民的飲料「アイアンブルー /IRN-BRU」
スコットランドの国民的飲料はウィスキーだけではありません。
実は、スコットランドでは「もう一つのナショナルドリンク(Scotland’s Other National Drink)」とタイトルを持つ「アイアンブルー /IRN-BRU」という飲み物があります。この蛍光オレンジとブルーのロゴが目立つ「アイアンブルー /IRN–BRU」はスコットランドに行けば、どこにでも見かけることができます。
少し前2021年11月に行われた、日本の岸田首相も出席しスピーチを行ったCOP 26(国連気候変動枠組条約第26回締結国会議)では、アメリカ国会議員へ当時のスコットランド首相ニコラ・スタージョンがアイアンブルーの缶を差し入れて地元商品をアピールしたことが話題となりましたね。
2021年にはエリザベス女王とウィリアム王子がアイアンブルーの新規工場を訪問されました。
庶民からロイヤルまで愛される、スコットランドの国民的飲料です。味
ボトルの裏には「アイアンブルーの味は説明できない、他に似ているものもないから」と書かれています。
そう、その通りです。もう飲んでみるしかないのです。笑私がスコットランドに行く際は必ず飲んでいました。また重くてもお土産にスーツケースにいれて持って帰ったりと、過去にたくさん飲んできましたが、味が説明できません..
「アイアンブルー /IRN-BRU」はオリジナルの秘伝レシピで作られた炭酸飲料で、32種類のフレーバーが含まれているそうですが、
オレンジ色だからといってオレンジ味でもありません。
スコットランドの国民的飲料といわれるこの「アイアンブルー /IRN-BRU」を本当に飲んでみてほしい! 疲れた体に染み込む甘さとすっきしした香り、スコットランドを思い出す味です。コップに注いでジュースとして飲んでいた幼少時代から、ヴォッカで割って飲む大人になりましたが
お酒とも相性が良くなかなかいけます。
少し前にギネスのアイアンブルー割りがSNS上でブームになりましたね。色の配分が面白いです。人によっては二日酔いに効くという人もいらっしゃるそうです。
イングリッシュブレックファーストも二日酔いに効く朝食と以前のブログでご紹介しましたが、
イングリッシュブレックファーストとアイアンブルーで最強二日酔い回復フードかもしれませんね(笑)歴史
「アイアンブルー /IRN-BRU」は1901年にスコットランドで販売を開始しました。
スコットランド、グラスゴー中央駅の再建に携わる鉄鋼労働者たちは、のどの渇きを癒すために がぶがぶビールを飲みすぎてしまうほど、飲んでいたそうです。
そこで、地元の清涼飲料水メーカーであるAG Barrが、労働者たちが一日の重労働を乗り切れるような強壮剤のようなビールの変わりになる飲み物を持ち込みました。
そこで「アイアンブルー /IRN-BRU」が誕生し、スコットランド人を過酷な状況から救うという長い歴史が始まったそうです。グラスゴー中央駅の中。1955年。皆さんビシッとした格好で大きいトランクをもっていますね。このときは車を電車に横付けしていたみたいですね。
グラスゴー中央駅の電車案内板。遅延。1958年。スコットランドのグラスゴー中央駅からロンドンのユーストン駅までの電車が10時間半の遅延となっています。今でもイギリスでは電車の遅延がよく起こるイメージですが、当時はレベル違いの遅延時間ですね..
「アイアンブルー /IRN-BRU」ロンドン市内のスーパーでも見かけることができます。
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